「不揃いの木を組む」小川三夫(聞き書き:塩野米松、文春文庫)は、故西岡常一棟梁の弟子で、鵤工舎を設立し、運営している宮大工の、小川さんが語った内容を本にしたものです。
職人を育てることでの大事なことが書いてある本ですが、同時に、現在の画一的な教育制度が本当によいのかといったこと(でっちや徒弟制度などの選択肢の必要性)、均一的な人材育成では意味が無いこと、バカ丁寧と丁寧は違うこと、お天道様は見ている(私はよく、「星は見ている」と同じようなことを言いますが。。(笑))ということ等、いちいち頷けることばかり。娘たちに読ませたい本がまたひとつ(^^)
西岡棟梁の「木に学ぶ」は昔Be-PALに連載されていたものを集めた本でした。これもそうなのかな。
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