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君は「夢野久作」を知っているか?、などといってみる、ちょっと最近疲れ気味な、蛙です。こんばんは。
夢野久作さんの作品は、現在では、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で、かなり読むことが可能になっていますが、正直、特に若い方たちは、なかなか知らない人たちも多いのでは?と思います。まず文庫本からスタートしたほうがいいかもしれないですね。以前は、俳優で画家でもある米倉斉加年(よねくらまさかね)さんが、ドグラマグラや少女地獄の文庫本のカバー画を書いておられましたが、いまはどうなんでしょうね。 私が若いとき、ドグラマグラを読んだときは、その、ちょっと表現できない怖さから、その日、寝るのが怖くなりました。スプラッターや最近でいうホラー、怪談話とは異なり、ちょっと独特の精神世界観のある作品です。文庫だと、重要なポイントの数行がボールド体の強調文字で書かれていたりして、その行がでてくるページが来るだけでドキドキ怖くなったものです。 ドグラマグラ以外にも少女地獄(アニメの「地獄少女」とは全く違います)、瓶詰の地獄、死後の恋、キチガヒ地獄 、悪魔祈祷書などを、以前読みました。なかなか独特の世界観があって、読み応えがあります。 泉鏡花などの世界とは別で、また、江戸川乱歩とは毛色の違う探偵小説ですね。 一度読んでみてはいかがでしょう。私もまた読んでみようかな。 PR |
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